【星虹第二保育園"ぽかぽかルーム"】季節の制作 紙でブドウを作ろう!
今回は前回ご紹介した「星虹保育園」の姉妹園、「星虹第二保育園」の子育て支援室「ぽかぽかルーム」です!
この日は季節の制作イベントの日で、紙を丸めてぶどうを作りましたよ。その他にも自由遊びや、絵本を使った歌など、ぽかぽかルームでの過ごす親子の時間を取材しました。最初はご機嫌斜めだったお子さんが、始まった途端に笑顔になる様子などもご紹介します!
スカーレット
「さあ今度は、どこの子育て支援室に行こうかな。」
藍
「あの、実は気になっているところがひとつあるんですけど…。」
スカーレット
「どこ?あなたは、いつも何かが気になっているね。」
藍
「先日、星虹保育園のぴかぴかルームにお邪魔した時、現地集合だったじゃないですか。私、行くのが初めてだったから、実は近所の保育園に間違って行っちゃって…。すぐに気付いて移動しましたけど。あそこは一体…。」
スカーレット
「近く?あー、わかった!焼き芋屋さんの横でしょ。星虹第二保育園だよ。」
藍
「星虹っていうことは、同じ園なんですか?」
スカーレット
「いや、姉妹園なんだよ。開園時期も違うし、それぞれが完全に独立した形で運営しているはず。」
藍
「へー、そうなんですね!建物の雰囲気も全然違いますよね!子育て支援室も、やっぱり違うんですかね?」
スカーレット
「そうなの。全然違うの!それぞれに特徴があって面白いんだよね。」
藍
「えー、早く行ってみたい!行きましょ!」
スカーレット
「はいはい。あー、焼き芋屋さんやってるかな…。」
藍
「もー、わかりましたから。行った時に見てみましょ!」
今回は…、
星虹第二保育園の「ぽかぽかルーム」です!
千葉ニュータウン中央駅からほど近い住宅地の中にあります。
落ち着いた風景の中なので「星虹保育園」と「星虹第二保育園」のポップな建物は、すぐに見つける事ができます!
園の入り口は、職員の方が中から操作をしないと開かないシステムになっているので、遊びに来た時は「インターホン」を鳴らしてくださいね。
それでは早速、「ぽかぽかルーム」にお邪魔します!
奥行きがある綺麗なお部屋ー!
入り口に子どもサイズの手洗い場があります。
なんだか、ガリバーになった気分ですね。
早速、お部屋に親子が遊びに来ましたよ。
あら…、
ちょっとご機嫌斜めの女の子がいます。
ちょっとしたことでご機嫌がクルクル変わってしまうのは、小さなお子さんにはよくあることですよね。
あまり乗り気ではなさそうな様子でしたが、先生が「いつもの絵本」と「いつもの歌」で歌い始めると…、
さっきまでの怒った顔はどこへやら!
にこにこ笑い始めて、楽しくてたまらない様子です。
先生、すごい!!
この日、先生が歌を歌いながら見せていた絵本は『おーい、かばくん』というものです。
普通の読み聞かせかと思っていたら、音楽を流しながら歌を歌うスタイルでした!
最近では、このような歌と絵本を一緒に楽しめるものもあるのですね。
ぽかぽかルームでは、毎回この歌と絵本で始まるので、子どもたちは歌も手遊びも覚えていて、楽しみにしているようです。
さて、本日のイベントは「紙のブドウ製作」です!
このように、紙を丸めて両面テープが貼られた台紙にペタペタくっつけ、ブドウを作っていきますよ!
さあ、製作開始!
「こうやって、ギュギュってするんだよ。」
先生の説明を真剣に聞く、子どもたち。
紙は濃い紫・薄い紫・ピンクなどの色があるので、きれいなグラデショーンができそうです。
実は、色だけでなく、紙の硬さもさまざまなものを用意しています。
柔らかい紙はすぐに丸まるけど、硬い紙はちょっと難しいね。
ママがちょっとお手伝い。
子どもたちは、ぺたぺたくっつけるのに夢中です。
「紙を丸めるって大人には簡単ですけど、子どもにとっては結構力のいることなんです。指先を上手に使う練習にもなります。」
先生の説明に大人一同、納得。
並んだ子どもたちを見ていて気がついたのですが、隣同士のふたりの作業方法が全然違う!
迷いなく紙を手に取り、ギュギュっと丸めて、サッと台紙に貼り、バンバン!と念のために強く叩く左側の女の子。
「できたあー!!!」
えっ…
まだ、始まって3分もたっていないはずですが…。
女の子、大満足のご様子。
えっ…
あまりのスピードに右側の女の子もビックリ!
横でオモチャ遊びを始めたお友達がちょっと気になりつつ、しっかりマイペースに製作に打ち込みます!
それぞれやりたいことに集中していますね。
製作が子どもたちの性格が見えるようで、とても面白いです!
結局、オモチャで遊ぶ友達が気になりながらも、細部までしっかり作り込むこだわりを見せてくれました!
完成です!
ブドウの身がぎっしり!!
その後は、ふたりで仲良くオモチャ遊びをしていましたよ。
その間に、ママたちはおしゃべりをしたり、先生に相談したりしていました。
大人も子どもも充実した時間を過ごせました。
帰りの時間になっても名残惜しいのか、ドアのところで、何度も何度も、バイバイ、バイバイと繰り返していましたよ。
・星虹保育園ぴかぴかルームの「氷えのぐ」の時もお会いしましたね!娘はパパッと作ってすぐおもちゃで遊び始めたんですけど、いつもこんな感じなんです!本当に性格がわかりやすくて笑。先生がいつもゆっくりお話し聞いてくれるし、娘は楽しそうだしで、ついつい来てしまいます。今日も来たときはご機嫌が悪かったんですけど、あっという間に元気になってよかったです。(ママ)
・「おーい、かばくん」が好きでおうちで練習してきました。いつも上手にできると、先生がたくさん褒めてくれるので、頑張って覚えたみたいです。(ママ)
Q、ぽかぽかルームは先生が「ひとり体制」で行っていますが、ひとりで担当していて良いと感じる点はありますか?
先生が多いともっといろんな製作ができるのかなと思う時もありますが、私はひとりひとりとしっかり向き合ってお話ができる今の体制が気に入っています。なかなか人に話しづらい相談も、私ひとりだけですから、お話ししてもらいやすいのかなと感じています。
Q,普段から心がけていることはありますか?
保育は日々勉強です。今の私のやり方がベストだと思わずに、他の先生たちの良いところを真似したり、楽しそうな方法を取り入れてみたりと、試行錯誤を繰り返しながらアイデアを練っています。「おーい、かばくん」も元は園にいる他の先生がやっているのを見て、教えてもらいました。あとは、遊びにくる皆さんから教えてもらうこともたくさんありますよ。
Q,ぽかぽかルームの特徴を教えてください。
友達のおうちにちょっと遊びにきたような、気軽な感じがぽかぽかルームの特徴だと思います。製作にしても、あまり難しいものを選ばず、頑張って作らなくても簡単にできるものが中心です。初めましての人は、小さな子どもを連れてくるだけでも大変ですから。お部屋の飾りも落ち着いた雰囲気になるように作っています。あとは「うた」を良く歌っていますね。みんな楽しい気持ちになって子どもたちもご機嫌になるので。ぜひ、覚えておうちでも歌って欲しいなと思います。
Q,子育てファミリーの皆さんへメッセージをお願いします。
この地域は住宅地であり、引っ越してきたばかりの人も多いです。知り合いのいない中での子育ては大変ですし、ストレスも溜まります。お友達作りや、ちょっと誰かと話たい時は、ぜひぽかぽかルームにいらしてください!
子育ての輪を広げる場所になればいいなと思っています。
皆さん、ご協力ありがとうございました!
※今回使用した写真は、参加者の皆さんに掲載の許可を頂いております。
藍
「先生、フレンドリーで優しい人でしたねー。完全にイメージ通りの保育園の先生!って感じでした。」
スカーレット
「いつも元気でニコニコしているんだよね。先生、双子のお子さんがいるんだって!双子ちゃんのファミリーは絶対に話が合うと思う。」
藍
「印西市も双子ちゃん、結構多いですよね。あ、知ってます?市でも「ふたごの会」っていう交流の場があるんですよ。」
スカーレット
「そうなの?ちょっと憧れるな、双子ちゃん。そういえば、先生の歌声に聞き入っちゃったわ、私。」
藍
「ねー!お上手でしたよね!」
スカーレット
「あのご機嫌斜めの子がニコニコになったの、歌の後だったよね?もしかして、先生にそういう能力があるんじゃ…。」
藍
「可能性ありますよね。」
photo:藍
writer:スカーレット
0コメント