【病児・病後児保育】育児休暇明けの前に登録しておけば安心 印西市の病児・病後児保育
皆さん、「病児・病後児保育」をご存知ですか?
産後、育児休暇を経て職場復帰する前に登録しておくと役立つ場合があります。
今回は印西市における病児・病後児保育についてご紹介します。
病児・病後児保育ってなに?
育児休暇から職場復帰をする場合、子育てファミリーの皆さんは色々な心配事があるのではないでしょうか?子どもを保育園や幼稚園に預けると、初めのうちは「色んな病気をもらってしまう」という経験談は、先輩たちからよく耳にする話です。
子どもが病気の場合、「帰ってもいいよ。」と言われても、一日で回復するとは限りませんし、どうしても抜けられない仕事が入っている場合もあります。パパもママもどうしても面倒を見ることができない場合に預けるところが「病児・病後児保育」です。
病児保育と病後児保育の違いは?
- 「病児保育」 病気を発症している状態の子どもを預かる保育
- 「病後児保育」病気から回復している途中段階状態の子どもを預かる保育
利用する子どもが約10人に対して看護師等が1人以上、子ども3人に対して保育士1名以上という基準が定められています。
印西市の「病児・病後時保育」はどこでやっているの?
印西市は平成25年4月より、病児・病後児保育事業を「印西総合病院」に委託しています。
子どもが病気療養中、または病気回復期であり、集団生活や家庭での保育が困難な場合に、預かり保育をする場所です。
場所
病児・病後児保育施設「おひさまルーム」
電話:0476-47-5635(直通)
住所:印西市牧の台一丁目1-1 印西総合病院内
保育時間
月曜日から土曜日までの午前8時から午後6時まで
(注意)祝日・年末年始は除く
(注意)利用期間は、1回につき7日間が限度
利用条件
次の1.~4.のすべての項目に該当する児童が、病児・病後児保育施設の利用対象となります。
- 病気または病気の回復期にあり、医療機関における入院治療を要しないが、安静の確保に配慮する必要があること
- 保護者の勤務の都合、傷病、事故、出産、冠婚葬祭等社会的にやむを得ない事情により家庭における保育が困難な状況にあること
- 生後57日目から小学校3年生までの児童
- 印西市に住所を有する児童または市内の保育所、幼稚園、小学校等に通う児童
利用料
当日、お子様を預ける際にお納めください。
日額(市内)3,000円
(市外)5,000円
※食事代等の諸経費含む
※アレルギー食・離乳食・ミルクは対応していません。持参する必要があります。
登録方法
「おひさまルーム」を利用するには、事前登録が必要です。申込後、情報登録が必要なため、書類提出後、利用できるようになるまでに少しの時間を要します。
「病児・病後児保育事業利用登録票」にご記入・押印の上、次の窓口にご提出ください。
- 印西市役所保育課
(市役所本庁舎1階)開庁日の午前8時30分~午後5時15分
- 病児・病後児保育施設「おひさまルーム」
(印西総合病院内)開所日の午前8時~午後6時
- 市内公立保育園
開所日(月曜日~金曜日)の午前8時30分~午後5時
(注意)登録内容の確認のため、登録票提出後すぐの利用はできません。
(注意)お子様の健康状況等の把握のため、登録票は年度ごとに提出していただきます。
利用方法
おひさまルームへの入室にあたり、感染予防のため新型コロナウイルスの迅速抗原検査を受診していただきます。詳細はおひさまルームへお問い合わせください。
1、「おひさまルーム」に電話で予約状況の確認及び利用予約をします。
※施設の予約状況・利用案内については、下記リンク先(印西総合病院ホームページ)を参照ください。
2、当日、お子さんを預ける際に、次の書類を「おひさまルーム」にご提出ください。
- 「病児・病後児保育事業利用申込書」
※裏面の「保護者からの病状連絡票」もご記入ください
- 「病児・病後児保育室入室医師意見書(院内用)」→かかりつけ医が印西総合病院の場合
- 「病児・病後児保育室入室診療情報提供書(院外用)」→上記以外
※それぞれ、医療機関に持参し、事前に証明を受けてください。
- 「与薬依頼書」
- 「重要事項確認書」(初回のみ)
- 「同意書」(初回のみ)
書類のダウンロードはこちらから
印西市のWebサイトには、病児・病後児保育の詳細や、登録・利用に必要な書類がダウンロードできるページがあります。
詳細についてはこちらから確認をお願いします。
利用の解除・制限
児童が、次のいずれかに該当するときは、利用を取り消し、または制限されます。
実施施設の職員の指示に従わないとき。
定員を超え、事業の実施体制の維持が困難であるとき。
その他、実施施設が適当でないと認めるとき。
どんな病気でも預かってもらえるの?
室内を陰圧にコントロール出来る隔離室がない為、麻疹・風疹・水痘・ムンプス・
流行性角結膜炎は利用できません。
その他、子どもの状態(水分が取れない、ぐったりしているなど)や、医師意見書または診療情報提供書が書いてもらえなかった場合は、お預かりすることができません。
インフルエンザの場合、解熱後(解熱した日を「0 日」としてカウントとして)乳幼児は 3 日、学童は 2 日経過した後、医師の判断で全身状態が良好であればお預かり可能です。
詳しくは印西市のWebサイトにある「Q&A」をご確認ください。
集団生活を始めたばかりの小さな子どもは、どうしても病気になりがちだと言われています。育児休暇からの職場復帰時には事前登録しておくと安心です。仕事以外でも事故・出産・冠婚葬祭等の社会行事の場合も預けられるので、対象年齢になったら事前の登録を検討してみてはいかがでしょうか?
子どもの健康が第一だと頭では分かっていても、連日仕事を休まなければならない事態になると、どうしても焦る気持ちが出てきてしまいます。無理なく仕事や育児を続けるためには、少しでもストレスを抱えない環境づくりを、事前に準備することが大切です。
印西市には病児・病後児をフォローする体制が整っていますので、是非上手に利用してみましょう。
writer:スカーレット
0コメント