赤ちゃんや子どもと飛行機に乗る時のポイントは?料金や、印西市から便利な空港をご紹介
ここ数年コロナ禍であったため「今年こそは!」と、家族旅行や実家への帰省を計画している方も多いのではないでしょうか。しかし、小さな赤ちゃんや子どもがいるファミリーにとっては、楽しみな気持ちと一緒に「乗り物は大丈夫かしら…」という、不安な気持ちもあるのでは?せっかくのお出かけですから、みんなが楽しめるように、あらかじめ万全の準備をしておきたいですね。
今回は「飛行機」でお出かけをする時のポイントや、持っていくと重宝するオススメをご紹介します。
赤ちゃんはいつから乗れるの?子供運賃は?
赤ちゃんは生後8日が過ぎれば飛行機に乗ることができます。運賃に関してはFSCとLCCで異なります。子どもの年齢によってはLCCの費用が高くなる場合もありますので、確認しておきましょう。
FSC(フルサービスキャリア)の場合(国内線)
日本航空(JAL)・全日空(ANA)・スカイマーク・エアドゥ・ソラシドエア・スターフライヤーなど、従来からあるフルサービスの航空会社をFSCと呼びます。FSCの場合、膝の上に乗せている場合の運賃は2歳以下まで無料です。3歳の誕生日から小児料金が必要となります。小児料金は大人料金の約半額です。
LCCの(ローコストキャリア)場合(国内線)
ジェットスタージャパン・SPRING JAPAN・Peachなど、価格を抑えたサービスをしている航空会社をLCCと呼びます。LCCの場合、膝に乗せている場合の運賃は、1歳以下まで無料、もしくは1,500円です。これは航空会社によって異なります。また、2歳の誕生日から大人料金が必要となります。FSCの様な小児料金はありません。座席指定をする場合や、手荷物を預ける場合も、LCCでは料金がかかります。
FSCもLCCも様々な割引キャンペーンが行われています。早めの予約や、キャンペーンをこまめに確認するなどすれば、費用を安く抑えることができるので、ぜひ利用しましょう!
印西市から行ける国内線の空港はどこ?
印西市から最も近い空港は「成田国際空港」です。千葉ニュータウン中央駅から「スカイアクセス線」で最短で22分と移動時間が短く、小さな子どもが一緒の場合には負担が少なく便利です。また、乗り換えなしで行ける「羽田空港」も印西市からであればアクセスが便利です。それぞれの特徴を確認してみましょう。
LCCが充実している「成田国際空港」
成田空港は国際線が中心の空港です。大半が国際線であり、国内線はわずかな本数しかありません。しかし、印西市内からのアクセスの良さを考えると、目的地への便があるのであれば、まず最初に検討してみるのもオススメです。また、LCC(格安航空会社)が充実しているので、費用を安く抑えたい場合には最適です。
- 日本航空
- 全日空
- ジェットスター・ジャパン
- SPRING JAPAN
- Peach
成田空港の国内線は5社が運航されています。日本航空・全日空はFSC(フルサービスキャリア)と呼ばれる、いわゆる従来の航空会社です。サービスが充実しており子ども連れには心強いものですが、成田空港からの便数は現在のところ1日1便程度と非常に少なくなっています。
ジェットスタージャパン・SPRING JAPAN・PeachはLCC(ローコストキャリア)と呼ばれる格安航空会社です。FSCに比べると、便数が多く費用も安く抑えることができます。
便数が多くサービス充実な「羽田空港」
羽田空港は東京都大田区にあるため、電車で千葉ニュータウン中央駅から最短で約1時間12分です。成田空港に比べると時間はかかりますが、乗り換えなしで向かうことが可能です。
- 日本航空
- 全日空
- スカイマーク
- エア・ドゥ
- ソラシド エア
- スターフライヤー
羽田空港の国内線はFSCが6社運航されています。LCCはありません。羽田空港を利用する最大のメリットは便数の多さです。日本全国へ多くの飛行機が飛んでいるので、都合の良い時間を選ぶことができます。また、FSCは機内及び空港内でのサービスが充実しています。赤ちゃんや子ども連れのファミリーへのサポートが手厚く、何かとお手伝いをしてもらえます。
赤ちゃんや子どもと飛行機に乗る時に気をつけるポイントは?
飛行機の中で赤ちゃんや子どもがご機嫌を悪くして、周りの人に迷惑を掛けてしまわないだろうか…という悩みは、みんなが抱いています。しかし、普段と違う環境で過ごすわけですから、泣いてしまうのも仕方がありません。できるだけ、ご機嫌に過ごしてもらえるように、準備をしておきましょう!
飛行機に乗る直前まで遊ばせる
搭乗口の近くにプレイルームが設置されている場所がいくつかあります。飛行機に乗る前まで身体を動かして遊んだら、飛行機に乗った途端に眠ってくれる場合があります。電車で移動する時には、できるだけ眠くならない時間にしておけば、ちょうど良いタイミングで飛行機に乗れそうです。
音の鳴らないグッズを用意する
飛行機に乗る時には「音が鳴らない」グッズを用意しておきましょう。おもちゃや本は、お気に入りの慣れたものを持ってくるのも良い方法ですが、新しいものを用意しておくのもオススメです。機内に乗ってから初めて見せる様にすると、しばらくはそちらへ集中してくれるかもしれません。幼児であれば「めばえ」「ベビーブック」などの知育雑誌がオススメです。読むだけでなく、工作グッズも付いているので音を出さずに楽しく遊ぶことができます。
座席は後方がオススメ
後方の座席にはオムツ替えができるトイレが近いことや、CAさんの待機場所があるため、座席指定ができるのであればあらかじめ指定しておきましょう。ドア前はスペースがあるため、立ってあやしたい時などにも便利です。近年では、子ども連れは後方が良いという情報が広く知れ渡っているためか、実際に飛行機に乗ると後方部は小さな子どもを多く見かけます。
子ども用のヘッドフォンを用意しよう
最近ではFSCを中心に、搭乗中に動画を見ることができる飛行機になっています。子どもが喜びそうなアニメなども複数用意されており、以前より快適に過ごせる環境が整っています。あらかじめ機内に用意されているイヤホンでは、耳からポロポロと外れてしまい手間がかかることもありますから、サイズの合ったヘッドフォンを用意しておくことをオススメします。
あらかじめ荷物を送っておき、できるだけ身軽に動く
実家やホテルなど、出発時より前に大きな荷物を送っておくことをオススメします。ホテルは事前に受け取りが可能か聞いておきましょう。子どもがいると着替えやオムツ、その他の道具などで大荷物になります。荷物の管理をしながら、子どもを連れていくのは至難の業ですし、動き回る年齢の子どもの場合は慣れない場所での事故も考えられます。当日は追いかけられる身軽さが必要になります。
準備は必須。でも、上手にサポートを利用しよう!
赤ちゃんや子どもと飛行機に乗る時には、準備が必須です。しかし、快適に過ごしてもらうために各航空会社も様々なサポートを行なっているので、不安になりすぎることなく上手にサポートを受けましょう。CAさんの中には実際に育児を経験している人も多く何かと力になってくれます。また、育児経験になさそうな若いCAさんも、サポート体制は万全に整えた状態で搭乗しています。特にFSCの航空会社は手厚く見守ってくれるので、遠慮せずに手伝って欲しいことを伝えましょう。
未だ新型コロナの感染拡大が止まらない状況下にはありますので、無理をせずに計画と準備をすることが大切です。楽しい旅行をお過ごしください!
writer:スカーレット
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