【スナック檸檬来夢】研究員の雑談コラム「スナック檸檬来夢」本日スタート!

スカーレット・ポウセ

「こんばんは〜。」

ローズママ

「あ、いらっしゃーい!今日は二人だけ?」

ポウセ

「あ、うん。今日は馴染みの二人でね。」

ローズママ

「座って。今日はまだ誰も来てないんだよ。」

スカーレット

「…今日も、だろ。」

ローズママ

「なに?なんか聞こえたぞ。オラ!」

スカーレット

「いやー!今日もママは美しいねえ。痩せた…のかな?」

ローズママ

「全っ然ですけど。」

スカーレット

「あっ…、そうですか…。ちょっとお水貰えるかな?」

ローズママ

「うちセルフだから。よろしく。」

スカーレット

「今日もサービス0点だな…。」


明日はママの健康診断のため、本日は23時で閉店します。



ポウセ

「ところでドアに貼っていた貼り紙見たけど、明日健康診断なの?」

ローズママ

「そうなんだよ。朝も早いからさー。あと、21時以降絶食じゃない?」

スカーレット

「おお、気を付けなきゃね…。ママ、何年か前の健康診断の時、前日から絶食したのに、つい無意識に朝ご飯のチャーハンを味見しちゃって、検査できなかったもんね。」

ポウセ

「え…、何それ…。」

ローズママ

「ほんとに嫌なことばかり覚えてるね…。だって!息子が朝ごはんチャーハンがいいとか言うから、作っている最中につい味見しちゃったんだよ!あ…っ、てなったけど。」

ポウセ

「ええええ…。」

スカーレット

「どうしよう!どうしよう!大丈夫かな!?昨日、せっかく禁酒したのに!って、私のLINEが朝から大騒ぎだったわ…。」

ローズママ

「だってそうじゃん!とりあえず会場行って相談したら、にっこり笑って「今日はやめておきましょうか」って言われたわ…。仕方ないから、会場で知り合いの子どもを子守してから帰ってきた…。」

ポウセ

「まあ、よかったじゃん。子守りで役に立ったし。」

ローズママ

「そうなの、そうなんだよ。」

スカーレット

「きれいにまとめようとしてるけどさ。ママに相談された検査の係員、多分休み時間に仲間に話して大笑いしてるよ。きっと多分絶対。」

ローズママ

「なんなの!おつまみ、豆しかやらないからね!」

ワクチン接種


ポウセ

「私、一昨日ワクチン打ったんだよ。旦那の職域接種で。」

ローズママ

「え!?そうなの?熱は出なかった?」

ポウセ

「1回目はひたすら眠いだけだったんだけどね。今回は全然熱が下がらなくてさ…。」

ローズママ

「今日は大丈夫なの?!」

ポウセ

「うん、もう大丈夫。」

スカーレット

「職域ならモデルナだよね。じゃ、私たちと一緒だ。」

ポウセ

「え?もう打ってるの?二人とも?」

スカーレット

「そうだよ。大手町の自衛隊大規模接種会場まで行ったの。」

ポウセ

「そうだったんだー。ママも?」

ローズママ

「そう、スカーレットから連絡きてさ。」

スカーレット

「私、印西市役所のWebサイト、結構まめに見ているんだよね。Twitterでも。それで大手町で打てるっていう情報を見つけてさ。当時はテレビで大手町の会場はガラガラって報道していたから、空いているんならもったいないと思って。」

ローズママ

「私はちょっと迷ったんだよね。モデルナは副作用が強く出るって聞いていたし。普通に待って印西市でファイザーを打っても良いかなって。」

スカーレット

「私は仕事柄、人に会うことが多いから怖いなって思って。副作用は熱が出るかもしれないけど、コロナにかかったら命を落とすかもしれないんだよ。怖いじゃん。ママは屈強な肉体をお持ちだけど、私イメージと違ってちょっと身体弱いんだよね…。」

ローズママ

「なんだと…!そうだけど。」

ポウセ

「あ、そうなんだ。」

スカーレット

「午前中にWebで申し込んだら夕方には予約に必要な番号がメールで来たから、すぐ予約できたわ。ガラガラだった。本当助かったわ。市役所の情報って絶対まめに見た方がいい。」

ポウセ

「で、結局ママはどうしたの?」

ローズママ

「色々考えたけど、一緒に打ちに行ったよ。2回目ももう終わってる。」

スカーレット

「私は1回目も2回目も熱が出たわ。2回目の方が高熱だった。ママは2回目に出たんだよね。」

ポウセ

「あ、そうなんだ。」

スカーレット

「ママは会場でも賑やかくてね。接種後、「腕が痺れてきた気がする…!」って騒いでいたんだよ。その割には、直後元気にお昼ご飯食べたけど。」

ローズママ

「いや!あの時は本当にそんな気がしたんだって!」

スカーレット

「そんなことより、ポウセは腕、大丈夫?腫れてない?」

ポウセ

「あー、めっちゃ腫れてる。ほら、打った所の下メンチカツになってるもん。」

スカーレット

「・・・ん?」

ローズママ

「・・・・・メンチカツ?」

ポウセ

「ほーら、メンチカツみたいに腫れてるでしょ。」

スカーレット

「う、うん。なんだろう…、独特だね…。ねっ、ママ!」

ローズママ

「あ、ああ…。うん、そうだね、メンチカツだね…。ポッキー食べる?」

ポウセ

「ママ、今日もありがとうー。楽しかったー。」

スカーレット

「今はお酒が出せない期間なのに、やけに高いな…。」

ローズママ

「は〜い、今日も毎度あり〜。今度はたくさん仲間を連れてきてね〜。緊急事態宣言の解除で、常連さんたちに早く戻って来てもらわなきゃ。」

スカーレット

「緊急であろうがなかろうが、いつも通りの…。」

ローズママ

「なに!もう飲ませてやらないぞ!」

ポウセ

「まあまあ。今日もいっぱい話して楽しかったねー。スッキリ」

スカーレット

「いやー色々話したけど、チャーハンとメンチカツしか覚えてないわ。」





writer:スカーレット



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