クリスマスプレゼントに本はいかが?読み聞かせのコツや印西市立の図書館をご紹介!

12月に入り、ようやく本格的な寒さがやってきましたね。寒い中、ポカポカになるまで身体を動かして遊ぶのも良いけど…、やっぱり「寒いのは苦手」。できれば外へは行かず、屋内で暖かく過ごしたい!という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回はそんな方へオススメしたい「本」のお話についてご紹介します。「本の楽しさを知ってほしい!」「将来的な学力向上のために」赤ちゃんのうちから積極的に本を読み聞かせているというお話もよく耳にします。

今回は、なぜ本の読み聞かせが大切なのか、読み聞かせを習慣にするにはどうすれば良いのか、印西市の図書館について等、「本」との関わり方についてお話しします。


なぜ、子どもへの読み聞かせが大切なの?

まだ字が読めなくても、赤ちゃんのうちから本を読む習慣をつけさせて、本が好きになってもらいたい。パパママがそう考えて、多くの本を与える理由は「本が好きになると、良いことがいっぱいだから!」この理由に尽きるのではないでしょうか。

まだ、言葉がわからない赤ちゃんに本を読んであげても、何の意味があるの?と思いがちですが、何もわからない赤ちゃんの時期からでも十分に楽しむことはできるのです。今まで本をあまり読ませなかった…という場合でも大丈夫!本を好きになるのに、早い遅いはありません。

なぜ、子どもへの読み聞かせが必要なのでしょうか?ひとつひとつを詳しくご紹介します。


親子のコニュニケーションがとれる

本を読み聞かせる時、多くの場合は子どもを膝に座らせたり、横にくっついたりして読むのではないでしょうか。パパママの温もりを感じながらの読み聞かせは、最高のコミュニケーションになります。親とのコミュニケーションが良く取れている子どもは、自分が「大切にされている存在である」と感じ、自己肯定感が養われるのです。自分自身を認め大切にできる子は、その後の人格形成にも大きく影響すると言われています。


想像力を養える

本のお話は、頭の中でその情景を思い浮かべることで楽しむことができます。この「想像力」は学力にもつながりますが、「相手の気持ちが想像できる」という人間関係の構築にも役立ちます。相手の立場に立って物事を考えることができるようになるので、人の痛みや優しさがわかるようになるのです。感受性が豊かになると人間としての魅力もアップします。

また、今だけでなく「その先」を想像できるようになると、自分自身で考えて行動できる人間になれます。失敗が少なくなり、積極的な行動ができるようにもなります。


言語の能力がアップする

近年の若者は「語彙力(ごいりょく)」が少ない、と言われています。語彙力とは「多くの言葉を知っており、それらを使いこなす能力」のことです。最近よく耳にする「まじ」「やばい」という、私たちが良く口にする言葉が「語彙力の低下」につながっているという話があります。

  • 美味しいものを食べた時 → 「まじ、やばい!」
  • 忘れ物をした時 → 「まじ、やばい…。」
  • 最高に嬉しい時 → 「まじ!やばーい!」

このように、「まじ」「やばい」はどんな場面にでも活用できるのです。日常生活の中において、少ない言葉で相手に物事が伝えられるようになると、日本人はますます「語彙力」が低下してしまいます。日常生活だけでは知り得ない言葉に触れさせることで、自分自身の意見を伝える手段を格段にアップさせることができるのです。


集中力のアップ

勉強だけに限らず、スポーツ等にも通じることですが、「集中力」がある子は習得が早いと言われています。お話の世界に入りこみ想像を楽しむには「集中力」が必要です。本を読む習慣のある子は当たり前のように体得できているようです。

誰だって一生懸命にやっている時は集中できているのでは?と思われるかもしれませんが、短い時間しか集中できない子もいます。「落ち着きがない」と心配なのであれば、ぜひ読み聞かせで楽しみながらトレーニングしてみてはいかがでしょうか。


読み聞かせのコツ

読み聞かせをすれば、自然と子どもが楽しんでくれる訳ではありません。子どもが集中してみてくれるように、工夫すべきポイントがいくつかあります。

読み聞かせが習慣化できるコツや、「毎日が忙しくて、読み聞かせをする余裕がない。」という場合でも役立つアイテムもご紹介します。


リアクションは程よくがベスト

絵本を楽しんでもらいたいと「わあー!」「びっくり!」などの時に、大きなリアクションをしがちです。程よくメリハリをつけるのはOKですが、リアクションが大きすぎるとそちらに気を取られてしまい、内容に集中できないことがあります。

「ガタガタ」「ピョーン」の場面でも本は動かさないようにします。本の絵や言葉を見て、そう感じるかは、それぞれ違うもの。子ども独自の世界観を尊重してあげるようにしましょう。


途中で言葉を挟まない

読み聞かせをしていると、つい「かわいいねー。」「大きいねー。」と子どもに話しかけてしまうことがありますが、できるだけ本が終わるまでは話しかけず、本の世界に集中させてあげましょう。

途中で飽きてみてくれない時もよくあります。そのような場合に「ほら!見て!」と言いたくなりますが、強制はせずマイペースに読み聞かせを続けて下さい。よそ見をしても、また面白そうだと戻ってくることもあります。どうしてもダメな時はそっと終了してしまいましょう。


毎日同じタイミングで読み聞かせができればベスト

夜寝る前に本を読むという人は多いのではないでしょうか。本の習慣をつけるには、毎日少しずつがベストですから、これができれば最高です。しかし、子どもが寝る前は親も眠い…。疲れもピークでとてもじゃないけど、寝る前は無理という場合もあります。当たり前ですが、寝る前でなくても良いです。パパママに余裕のある時間を探してみましょう。毎日が無理なのであれば「土曜日の午前中」など、毎週の習慣にするのもオススメです。週に一回図書館に行き、1週間分の本を選んで借りるという楽しみ方も良いですね。


なかなか時間が取れない場合には「CD」もある

読み聞かせが子どもにメリットがあるとわかっていても、さまざまな事情でできない場合もあります。そんな時は「読み聞かせCD」を利用してみてはいかがでしょうか。最近はCD付きの絵本もたくさん登場しています。

普段の読み聞かせに限らず、ドライブ中にかけるのもオススメです。社内ではDVDを見せてるいるという方も多いのではないでしょうか。耳で聞きながら想像力を育てることができます。


印西市の図書館はどこにあるの?

たくさん本を読んであげたいと思っていても、毎回本を購入するわけにはいきません。そんな時に役に立つのが「図書館」ですよね!印西市には6つの図書館があり、「としょかんカード」を作れば借りることができます(としょかんカードを作るときは住所が確認できる免許しょ・保険証などが必要です)。



図書館の所在地

それぞれの図書館をクリックすれば場所が表示されます。

規模や所蔵している書籍は図書館によって異なります。雰囲気も違うので、ぜひ図書館巡りしてみてはいかがでしょうか!どの図書館で借りても、自宅の近所にある図書館で返却することが可能です。


図書館では予約や購入リクエストができる!

印西市立の図書館にはWebサイトがあります。読みたい本があれば、わざわざ図書館に行かなくても「その本がどの図書館にあるか」「貸出中になっていないか」などをWebサイトで確認することができます。予約もできますし、貸出できる状態になったら、メール等で連絡がもらえるので、つい忘れてしまうこともありません。

また、読みたい本がまだどこにも所蔵されていない場合には、購入リクエストができます!

一般的な図書であれば、1人あたり10冊を2週間借りることができます。一度にたくさんの本を借りたい時には、小さな子どもでも「としょかんカード」を作ることができますので、ぜひカードを作りましょう。


絵本を探すのであれば「こども用ページ」を利用しよう

図書館で「子どもが騒いでしまうかも」と心配なのであれば、まずWebサイトでどのような本があるか下調べしてみませんか。印西市立の図書館は「こども用ページ」が用意されています。小さな子どもへのオススメが紹介されていますので、ぜひ利用してみましょう。

また、図書館ではさまざまな「読み聞かせイベント」等が開催されています。こういう機会に図書館へ足を運び、生活の中に上手に取り入れてみましょう。


本は子どもにとって良いことだらけ!無料で借りられる印西市立の図書館を上手に利用しよう

子どもがなかなか本に興味を示さない…と焦る必要はありません。無理に読ませようとすると、かえってイヤになる場合もあります。大切なのは「本は楽しい!本が大好き!」という気持ちを上手に育ててあげることです。そのためには、まず親が楽しく読み聞かせに取り組むことがポイントです。

また印西市立の図書館は書籍も多く、イベントが充実しています。紙芝居や大型絵本がある図書館もありますので、頻繁に足を運んでみましょう!

子どもはお気に入りの本が見つかると、繰り返し何度も読みたくなるものです。図書館で気に入りそうな本が見つかったら、ぜひ「クリスマスプレゼント」にしてみてはいかがですか?


writer:スカーレット



0コメント

  • 1000 / 1000